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ヒマつぶし情報

2023.12.07

【キタコレ!】お風呂俳優 髙﨑俊吾の銭湯日記Vol.45 “眺めの良い”お風呂を満喫〜中野 高砂湯〜

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“眺めの良い”お風呂を満喫〜中野 高砂湯〜

2023年もあと1ヶ月余り。師走のバタバタ感を感じる季節になってまいりました。そんな慌ただしい日々でも、たまにはゆっくりお風呂にでも入りたいですよね。改めまして、お風呂俳優・髙﨑俊吾の銭湯日記です。

今回ご紹介するのは、中野駅から徒歩7分ほどに位置する高砂湯さん。

JR中央線や東西線が通り、劇場もあり演劇の街としても知られている中野ですが、そんな街にも良い銭湯、ありますよぉ〜。

中野駅南口をでます。

南口の改札を出たらすぐロータリーに出ますので、通り沿い、交番のある方へ進みます。

しばらくアーケード街を進みます。ケンタッキーフライドチキンのある大きな交差点に差し掛かりました。こちらもそのまま直進、まっすぐです。

すると、左手にクリーニング店が見えてくるので、こちらの路地を左に曲がります。

しばらく道なりに進むと見えてきました、高砂湯さん。

周辺は完全に住宅地で、街に溶け込んでいます。

店内はこんな感じ。

扉を入ってすぐに受付があり、小さめのロビーがあります。入湯料は都内一律520円。サウナ利用の場合は、プラスで500円。大きめのバスタオルが一枚渡されるので、サウナ内で利用します。

高砂湯さんは創業1926年、もう少しで100年を迎えるという老舗銭湯さんです。悪くなる前にリニューアルや補修をされているため、とても綺麗で全く古さは感じません!さて、それでは洋室へ参ります。

ここからは、公式HPの写真を拝借します。

脱衣場です。ロッカーは44ヶ所あり、綺麗に保たれています。

植物を置いてくれてるのも清潔感があって良いですよね!

浴室内はこんな感じ。

すぐに目に飛び込んでくるのが大きな富士山のペンキ絵。

色合いや広がりも含めとても見事です!2019年に中島盛夫絵師によって描かれました。天井の色も相まって、ペンキ絵から空がずっと続いているようで、とても開放感を感じることができます。まさに眺めの良い風呂です!

カランは20ヶ所、そのうち4ヶ所は個別の仕切りが設けられています。シャンプーインリンスとボディーソープは備え付けです。また立って使えるシャワーも一つありました。

内湯は3ヶ所。一つは気泡風呂で温度は40度ほど。もう一つは超音波マッサージ座湯。こちらも同じく40度ほど。そしてあと一つが電気風呂です。高砂湯さんは地下100メートルの井戸水を使っていて、塩素が混ざってないので、刺激が少なくとても肌に優しいのが特徴です。また、高砂湯さんの公式HPを見てみると、銭湯の入浴手順の記載があります!とても親切です。銭湯は行ってみたいけど、少し敷居が高いなぁ、なんて声もあったりするので、誰でもウェルカムな感じを受けて行ってみたくなります。

さて、高砂湯さんの推しポイントとして、露天風呂があります!

とても気持ちがいいです!空が吹き抜けになっていて、煙突も眺めることができます。岩の壁も綺麗で、まさにこちらも眺めの良いお風呂!最高です。

さぁ、サウナはというと。

8人ほどは入れるでしょうか。温度は90度ほどで少し低めですが、遠赤外線で体感はもっと高く感じます。室内にかかっている音楽が、ステレオとでもいうのでしょうか。昔ながらの喫茶店に流れているラジオのような、都会の喧騒をいっとき忘れさせてくれるようでとても良い雰囲気でした。水風呂は2人用で、こじんまりはしてますがしっかりと冷やしてくれます!20度少し下回るくらいでしょうか。露天エリアには少し腰掛けることができるので、そちらで休憩をとります。空が高いのがなんとも、良いですねぇ。

さ、お風呂から上がったらコーヒー牛乳。150円です。

ということで、今回は中野にある高砂湯さんにお邪魔してきました。ペンキ絵や露天風呂など、とても開放感があり、”眺めの良い”お風呂があるのがとても魅力的な銭湯さん。公式HPに銭湯の入浴手順を掲載していたり、常連であっても初めてであっても、銭湯というものを楽しんでもらおうというその間口の広さは、くるものを拒まず誰でも受け入れてくれます。

高砂湯さんで銭湯活動、始めてみませんか!

今回の探索人

髙﨑俊吾 

Twitter:https://twitter.com/shun5tksk1112

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